定点観測日誌

キラキラ輝くキミを見て

カワイイの向こう側

久しぶりにいのちゃんのお話

 

ピーチガールの番宣で色んな番組にでていたいのちゃん

中でもしゃべくり7の「立ち位置に悩むジャニーズ 伊野尾慧」で取り上げてくれたのが

個人的にとても興味深かった。だってコレ、デビューから今までのいのちゃんの「テーマ」というか「命題」であって名前が売れ出した今でもまだ本人が納得できる正解(キャラ)に至っていないようで、随所でいのちゃんが取り上げる話題だったのでズバッと切り込んでくれたしゃべくりさんには感謝!番組では男も認める可愛さの伊野尾くんの次のキャラ探しがテーマとして展開され、しゃべくり特有の急角度のムチャブリに果敢に臨むもダメージを負ういのちゃん・・・w「あぁ〜、ダメだ。。」とちょいちょい弱音を吐きつつも、アイドルラインを超えた高いハードルに向き合ってなんとか食らいつこうとするいのちゃんに普段、ユルユルっとした適当王子の仮面に隠れてる「根性」が垣間見えたかな!

 

と、本題。一体この先いのちゃんは何キャラを目指すべきなのか?

 

・発言が色んな意味を含ませちゃって妄想ノンストップなエロキャラ

高田純次さんバリの適当さ加減が笑いに変わっちゃうバラエティーキャラ

・フワフワの見た目を生かしたイマドキなジェンダーレスキャラ

 

ザッと今持ってるいのちゃんの特徴・性質からあげると思いつくとこはこんなところで

しゃべくりのそれとあまり変わらないようなライナップ。しかもこれらってもう前例があるからこれを強化していってもそんな茶髪・マッシュルームカットで革命を成した時のような初めて見たかわいいあの子は一体誰!?という衝撃を世間様に与えられるのか・・・それにはパンチがちょっと弱い気がしていて。髪型に続く伊野尾慧の大きな武器になるとは残念ながら今のところ思えない。

 

 そもそも、いのちゃんがいっている「かわいいのは今だけ」というのは本当にそうなんだろうか。 確かに若いからこそのかわいいさっていうものはあり、その場合歳を重ねるとその可愛さは無くなってしまう。例としては、子役ですごく可愛かった子が大きくなっても同様にかわいいのかというと、成長に伴っての変化が以前あったはずの可愛さを損なってしまうことが挙げられる。ただ、可愛さが無くなってしまったのは「歳をとったから」ではない。

 

歳をとることによって起こった「変化」が可愛さを奪ったのである。言ってみれば、「変化しない」ということは大きなアドバンテージになりうるということで、とっても良いお手本がいのちゃんの身近にいる。V6の三宅健くんである。三宅くんは同じV6の岡田くんにこんな綺麗なおじさんいないと言わしめる37歳であり、見た目の変わらなさは目を見張るものがあるし、その見た目に今も変わらない少年っぽさはアラフォーだから一体なんなんだ?と思わせるアイドルらしさに溢れている。この三宅くんの存在は「アイドル=若くてキラキラ☆」というステレオタイプに対して、「大人のカッコよさと背中合わせの可愛さ」という塩キャラメルみたく渋さを含んだ大人の良さが可愛さという甘さをより際立たせる新しいアイドルのあり方を提示されている気がしてならない。

 

JUMPを表す形容詞も「カワイイ」がやはり一番当てはまるわけで、これからより一層グループを盛り立てていく中でグループイメージを世間により一層浸透させる上でも「カワイイ」売りは大いにやっていくべき!!大事なことは何度も繰り返されることが重要なように、グループイメージと一致した個人のイメージを世間様に定着されることは絶対的にJUMP自体の認知度を上げることにリンクしてると思うんです。

なんていってもやっぱりいのちゃんの最大の武器は「カワイイ」であって、今はとりあえず最大限に生かすことが次に繋がるんじゃないかと。合うか合わないかを色々試しながら進むより目の前に広がっているカワイイ街道を突き進んで、全方位的に可愛い伊野尾慧になってしまうのも方法だよーと「可愛い」キャラを今だけと侮っているいのちゃんに伝えたい、そんな夜。